第三者として関われる設計監理の利点

施主はチェックしたいと思っている

pic_kanri_08工事中に間違いや手抜きが無いかは、施主としてはしっかりとチェックしてほしいものです。しかし、自身は判断できませんし、求められるのは第三者的な関わり方ができるプロフェッショナルの存在。

設計事務所に設計監理を依頼するということは、まさに「第三者」として関われるということです。

建築設計はゼロからのものづくりです。設計監理者は、その建築に対しての責任を背負っていかなければならないからです。

 

耐震偽装問題が生じたのはなぜか

pic_eco_001大工さんが手抜きをしないか、材料は正しく使われているか、設計通りにすべてが作られているのか。

施工する業者と設計事務所は、仲間ではなく、受注者と依頼者の関係と同様です。

× 施主 → 施工業者(設計監理込)

○ 施主 → 設計事務所(設計監理) → 施工業者

耐震偽装事件に代表される建築業界の一番の問題点は、一社が「設計&施工」をすることで第三者の立場でチェックすることができなかったことです。

 

住宅・店舗等の建築設計事務所「ゆうぼく人」。“まちの良心的なケンチクヤさん”として皆様にご愛顧いただいております。地域で生き、地域で暮らすための、地域のしごとづくりとなる“コミュニティレストラン”をめざしています。

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